高橋盾氏の脳内パラレルワールド!【UNDERCOVERの歴代コレクション】のタイトル一覧

高橋盾氏が文化服装学院在学中に立ち上げたブランド「UNDERCOVER」。

ブランド設立から、もう30年の月日が経ちました(2020年3月現在)。

今回の記事では、UNDERCOVERが30年の歴史のなかで、発表してきた歴代コレクションをご紹介していきます。

 

  1. はじめに
    1. UNDERCOVER&高橋盾とは?
  2. UNDERCOVERの歴代コレクションタイトル
  3. 東京コレクション
    1. 1994AW「NO TITLE」
    2. 1995SS「NO TITLE」
    3. 1995AW「SPEED/LAST SHOW」
    4. 1996SS 「UNDER THE COVER」
    5. 1996AW「WIRE」
    6. 1997SS「NO TITLE」
    7. 1997AW 「LEAF」
    8. 1998SS「DRAPE」
  4. 東京コンセプチュアル3部作 「RELIEF」「EXCHANGE」「AMBIVALENCE)」
    1. 1998AW「EXCHANGE」
    2. 1999SS「RELIEF」
    3. 1999AW「AMBIVALENCE」
  5. 2000SS〜2002AW 東コレ絶頂期
    1. 2000SS「TEASTER」
    2. 2000AW「MELTING POT」
    3. 2001SS「INTERLOCKING PANELS」
    4. 2001AW「D.A.V.F」
    5. 2002SS「THE ILLUSION HAZE」
    6. 2002AW「WITCH’S CELL DIVISION」
  6. パリコレクションデビュー
    1. 2003SS「SCAB」
    2. 2003AW「PAPER DOLL」
    3. 2004SS「LANGUILD」
  7. カルトコレクション「BUT期」シリーズ
  8. 変化? いえいえ進化です。「PURPLE」以後
    1. 2007SS「PURPLE」
    2. 2007AW「無題(ニットとハイテク)」
    3. 2008SS「SUMMER MADNESS」
    4. 2008AW「UNREALREALCLOTHES」
  9. コレクション休止期
    1. 2009SS「GRACE」
    2. 2009AW「EARMUFF MANIAC」
    3. 2010SS「LESS BUT BETTER」
    4. 2010AW「AVAKARETA LIFE」
    5. 2011SS「UNDERMAN」
  10. 「MIRROR」「OPENSTRINGS」「PSYCHO COLOR」「NO TITLE」
    1. 2011AW「MIRROR」
    2. 2012SS「OPENSTRINGS」
    3. 2012AW「PSYCHO COLOR」
    4. 2013SS「NO TITLE」
  11. パリコレクションに完全復活!
    1. 2013AW「ANATOMICOUTURE」
    2. 2014SS「GODOG」
    3. 2014AW「COLD BLOOD」
    4. 2015SS「PRETTY HATE BRID」
    5. 2015AW「HURT」
    6. 2016SS「EVIL CLOWN」
    7. 2016AW「PERFECT DAY」
    8. 2017SS「PORTRAIT IN JAZZ」
    9. 2017AW「BUT BEAUTIFUL III UTOPIE」
    10. 2018SS「JANUS -THE TWO FACED GOD」
    11. 2018AW「WE ARE INFINITE」
  12. メンズコレクションに注力
    1. 2019SS「THE SEVENTH SENSE」
    2. 2019AW「DROOGS/SUSPIRIUM」
    3. 2020SS「I HOLD A BEAST, AN ANGEL, AND A MADMAN IN ME」
    4. 2020AW「MONONOKE」
  13. まとめ
    1. 参考文献

はじめに

UNDERCOVER&高橋盾とは?

まずはUNDERCOVERについてカンタンに説明します。

 

「UNDERCOVER」は1990年にデザイナーの高橋盾氏が立ち上げたブランドです。

高橋盾氏は1969年9月21日群馬県桐生市生まれ。愛称はイギリスのパンクロックバンドの「SEX PISTOLS」のボーカル、ジョニー・ロットンに似ていることからジョニオ(以下ジョニオ氏)です。

1989年に文化服装学院に入学。在学時に同級生の一ノ瀬弘法氏(後の「ヴァンダライズ」デザイナー)と「UNDERCOVER」を立ち上げました。

1994年(1994AW)に東京コレクションデビュー。その後、2002年(2003SS)にパリコレクションにデビュー。

近年では、シュプリームやバレンティノともコラボするなど、今尚、世界の第一線で活躍する日本のファッションブランドの1つです。

 

UNDERCOVERの歴代コレクションタイトル

下記にて、UNDERCOVERの歴代コレクションのテーマを一覧にしました。

  • 1994AW「NO TITLE」
  • 1995SS「NO TITLE」
  • 1995AW「SPEED/LAST SHOW」
  • 1996SS 「UNDER THE COVER」
  • 1996AW「WIRE」
  • 1997SS「NO TITLE」
  • 1997AW 「LEAF」
  • 1998SS「DRAPE」
  • 1998AW「EXCHANGE」
  • 1999SS「RELIEF」
  • 1999AW「AMBIVALENCE)」
  • 2000SS「TEASTER」
  • 2000AW「MELTING POT」
  • 2001SS「INTER LOCKING PANELS」
  • 2001AW「D.A.V.F.(DECORATED ARMED VOLUNTARY FORCES)」
  • 2002SS「THE ILLUSION HAZE」
  • 2002AW「WITCH’S CELL DIVISION」
  • 2003SS「SCAB」
  • 2003AW「PAPERDOLL」
  • 2004SS「LANGUILD」
  • 2004AW 「BUT BEAUTIFUL…」
  • 2005SS 「BUT BEAUTIFUL Ⅱ」
  • 2005AW 「ARTS&CRAFTS(BUT BEAUTIFUL Ⅲ)」
  • 2006SS 「T(BUT BEAUTIFUL Ⅳ)」
  • 2006AW 「GURUGURU(BUT BEAUTIFUL Ⅴ)」
  • 2007SS「PURPLE」
  • 2007AW「無題(ニットとハイテク)」
  • 2008SS「SUMMER MADNESS」
  • 2008AW 「UNREALREALCLOTHES」
  • 2009SS「GRACE」
  • 2009AW「EARMUFF MANIAC」
  • 2010SS「LESS BUT BETTER」
  • 2010AW「AVAKARETA LIFE」
  • 2011SS「UNDERMAN」
  • 2011AW「MIRROR」
  • 2012SS「OPENSTRINGS」
  • 2012AW「PSYCHO COLOR」
  • 2013SS「NO TITLE」
  • 2013AW「ANATOMICOUTURE」
  • 2014SS「GODOG」
  • 2014AW「COLD BLOOD」
  • 2015SS「PRETTY HATE BRID」
  • 2015AW「HURT」
  • 2016SS「EVIL CLOWN」
  • 2016AW「PERFECT DAY」
  • 2017SS「PORTRAIT IN JAZZ」
  • 2017AW「BUT BEAUTIFUL III UTOPIE」
  • 2018SS「JANUS -THE TWO FACED GOD」
  • 2018AW「WE ARE INFINITE」
  • 2019SS「THE SEVENTH SENSE」
  • 2019AW「DROOGS/SUSPIRIUM」
  • 2020SS「I HOLD A BEAST, AN ANGEL, AND A MADMAN IN ME」
  • 2020AW「MONONOKE」

 

 

mae-nishi

それでは各コレクションについて、カンタンに説明していきます。

 

 

東京コレクション

1994AW「NO TITLE」

記念すべきファーストコレクション。シーズンは1994秋冬。

今では女優として活躍する、「吉川ひなの」「りょう」がモデルとして出演していました。

 

1995SS「NO TITLE」

セカンドコレクションです。

UNDERCOVERでは珍しく、エスニックな要素が強いコレクション。

 

1995AW「SPEED/LAST SHOW」

3回目なのに「LAST SHOW」

当時の高橋氏はこのショーで、「東京コレクション参加はさいごにする」と言っていたそう。

 

1996SS 「UNDER THE COVER」

このシーズンはコレクションを行わずに、本とビデオで服を発表しました。

 

1996AW「WIRE」

今でもたま~に復刻販売されるモチーフのワイヤー柄は、このシーズンに誕生しました。

 

1997SS「NO TITLE」

このシーズンも展示会での発表。正直、僕はこのシーズンの服を見たことがありません。

 

1997AW 「LEAF」

久々の東京コレクションに参加したシーズン。立体裁断で作られた服のカッティングが美しいコレクションです。

デザインのテイストはゴシックな雰囲気です。

 

1998SS「DRAPE」

半分はプリントで、半分は実際のドレープでできている服を発表したシーズン。

チェ・ゲバラからインスピレーションを得たコレクションです。

 

東京コンセプチュアル3部作 「RELIEF」「EXCHANGE」「AMBIVALENCE)」

1997SS、1997AW、1998SS、このシーズンは僕の中では「東京コンセプチュアル3部作」と呼んでいます。

マルジェラが90年代に作ったコンセプチュアル服の流れを引き継ぎつつも、UNDERCOVERらしい東京ポップを加えたテイストの服たちだから。

 

各コレクションの詳細は、

  • 1997SS 服のアタリでディテールを表現「RELIEF」
  • 1997AW ファスナーでバラバラにできる服「EXCHANGE」
  • 1998SS リバーシブルの服「AMBIVALENCE)」

 

1998AW「EXCHANGE」

まずは1998AWの「EXCHANGE」。

EXCHANGEは日本語に訳すと、「交換」です。

EXCHANGEというタイトルの通りに、袖やエリがファスナーでバラバラにできて、交換が可能なプラモデルみたいな服。

アイテムはGジャンやローゲージのニットなどベーシックなアイテムばかり。

 

1999SS「RELIEF」

つづいて1999SSの「RELIEF」。

布のアタリでエリやポケットなどのディテールを浮かび上がらせたシーズン。

アタリを目立たせるために、服の色味はチャコールグレイや白などのモノトーンでまとめたコレクションです。

 

1999AW「AMBIVALENCE」

ランウェイに登場したのは、全く異なる服を着た双子のモデルたち。

だけども一見違う服のようでも、実は同じ服。

片方の服を裏返すと、もう片方と同じ服になる。

そんなリバーシブルの服を発表したコレクションです。

 

2000SS〜2002AW 東コレ絶頂期

「東京コンセプチュアル3部作」を発表した後も、UNDERCOVERの勢いは止まりません。

2003SSでパリコレクションデビューするまでコレクションは、東京コレで発表したコレクションの中では最高傑作ばかりです。

 

2000SS「TEASTER」

スターウォーズからの影響が感じられるシーズンです。

 

2000AW「MELTING POT」

「人種のるつぼ」がテーマのシーズン。

顔や紙まで柄で塗りたくった加茂克也氏のヘアメイクが最高!

 

2001SS「INTERLOCKING PANELS」

「はめ絵、だまし絵」がテーマのシーズン。

ジェケットとシャツが一着の服になったような服です。

ドッキングな服が特徴のコレクションです。

 

2001AW「D.A.V.F」

邦題は「宝飾義勇軍」。

 

2002SS「THE ILLUSION HAZE」

東京コレクションで発表していた時期の絶好調シーズン。

スカートやジャケットがチュールで包まれた服を発表しました。

オズの魔法使いのサントラをBGMにしていました。

 

2002AW「WITCH’S CELL DIVISION」

「魔女の細胞分裂」がテーマ。

ファスナーでバラバラにできて、一つの服からいろいろなアイテムが誕生します。

ゴシックなテイストのコレクションです。

 

mae-nishi

まさに細胞分裂

 

パリコレクションデビュー

2003SS「SCAB」

2003SSシーズンにパリコレデビューをしました。

記念すべきパリコレデビューのコレクションのテーマは「SCAB(かさぶた)」

 

2003AW「PAPER DOLL」

「紙のお人形」を実際の服っぽくしたシーズンです。

 

2004SS「LANGUILD」

双子のモデルを使ったコレクション。片方は普通の服、もう片方はグニョングニョンに伸びた服です。

 

カルトコレクション「BUT期」シリーズ

2004AW~2006AWまで伝説的なカルトコレクション「BUT期」シリーズを発表しました。

 

コレクションの詳細は、

  • 2004AW 縫いぐるみのような服を作った「BUT BEAUTIFUL…」
  • 2005SS 服が服を食べている服を作った「BUT BEAUTIFUL Ⅱ」
  • 2005AW フェルトを切り貼りして作った「Arts&Crafts(BUT BEAUTIFUL Ⅲ)」
  • 2006SS ジャーマンプログレからインスパイアされた「T(BUT BEAUTIFUL Ⅳ)」
  • 2006AW 服のディテールをグルグルと巻き付けた「GURUGURU(BUT BEAUTIFUL Ⅴ)」

です。

 

詳しくはコチラの記事をどうぞ!!

「BUT期」に対する僕の熱い思いを書きました。

 

 

変化? いえいえ進化です。「PURPLE」以後

各コレクションの詳細は、

  • 2007SS セクシーな服に挑戦した「PURPLE」
  • 2007AW ニットにハイテク素材を無見合わせた「(無題ニットとハイテク)」
  • 2010SS リアルとアヴァンギャルドの狭間「UNREALREALCLOTHES」

です。

 

2007SS「PURPLE」

5シーズンに渡ってUNDERCOVER特有のダークファンタジーなコレクションを発表したジョニオ氏。その次のシーズンは、それまでとは真逆のセクシーな服に挑戦しました。

 

詳しくはコチラの記事をどうぞ!!

 

2007AW「無題(ニットとハイテク)」

ニットにNASAで使われるハイテク素材を合わせたシーズンです。

 

2008SS「SUMMER MADNESS」

UNDERCOVERが発表したリゾート服。

 

2008AW「UNREALREALCLOTHES」

リアルクローズをあえてリアルじゃなくなるようにデザインしたシーズンです。

 

 

コレクション休止期

ショー以外での洋服の発表方法を模索します。

コレクションの詳細は、

  • 2009SS 写真集とともに発表した「GRACE」
  • 2009AW 服が服を食べている服を作った「EARMUFF MANIAC」
  • 2010SS ディーター・ラムスからの影響「LESS BUT BETTER」
  • 2010AW デザイナー自身がモデルを務めた「AVAKARETA LIFE」
  • 2011SS 架空のヒーローをテーマに「UNDERMAN」

です。

 

2009SS「GRACE」

ぬいぐるみで作る「GRACE」に熱中していた時期。

コレクションのテーマにも「GRACE」を採用しました。「GRACE」が主人公の写真集を発表しました。

 

2009AW「EARMUFF MANIAC」

ニットの編地をプリントで表現したシーズン。

 

2010SS「LESS BUT BETTER」

ディーター・ラムスのプロダクトから影響を受けたシーズン。

 

2010AW「AVAKARETA LIFE」

デザイナー自身がモデルを務めたシーズンです。

 

2011SS「UNDERMAN」

架空のヒーロー、UNDERMANをテーマにしたシーズンです。カードの写真集も発売しました。

 

 

「MIRROR」「OPENSTRINGS」「PSYCHO COLOR」「NO TITLE」

2011AW「MIRROR」

6シーズン振りにパリコレクションに参加しました。

 

2012SS「OPENSTRINGS」

裏テーマは「パティ・スミス」

 

2012AW「PSYCHO COLOR」

「狂気的な色使い」がコンセプトのシーズンです。

 

2013SS「NO TITLE」

定番アイテムを再構築したかのようなデザインが特徴のシーズン。

 

 

パリコレクションに完全復活!

コレクションの詳細は、

  • 2013AW ひさびさのダークファンタジーな「ANATOMICOUTURE」
  • 2009AW 言葉遊びが秀逸な「GODOG」
  • 2010SS 英国王室へのパロディ「COLD BLOOD」
  • 2010AW ブラックスワンっぽい「PRETTY HATE BRID」

です。

 

2013AW「ANATOMICOUTURE」

4シーズンぶりにパリコレクションに参加しました。

BUT期を思い出す、臓器プリントがポイントです。

 

2014SS「GODOG」

ことば遊びがポイントのシーズンです。

 

2014AW「COLD BLOOD」

英国王室をパロディにしたコレクション。

 

2015SS「PRETTY HATE BRID」

映画「ブラックスワン」っぽいコレクション。

 

2015AW「HURT」

笑顔矯正のマスクが印象に残るシーズン。

 

2016SS「EVIL CLOWN」

ローリングストーンズの音楽をBGMにしたコレクション。

 

2016AW「PERFECT DAY」

コラージュのようなグラフィックが特徴のシーズン。

 

2017SS「PORTRAIT IN JAZZ」

ジャズアルバムをグラフィックに多用したコレクションです。

 

2017AW「BUT BEAUTIFUL III UTOPIE」

久々のダークファンタジーのコレクション。

 

2018SS「JANUS -THE TWO FACED GOD」

映画「シャイニング」の1シーンのように双子のモデルが登場して始まるシーズン。

 

2018AW「WE ARE INFINITE」

アメカジ感あふれるシーズン。

 

メンズコレクションに注力

2019SS「THE SEVENTH SENSE」

デヴィッド・ボウイのグラフィックが特徴的なシーズン。

 

2019AW「DROOGS/SUSPIRIUM」

メンズは映画「時計仕掛けのオレンジ」をインスピレーションにデザインされたコレクションです。

 

2020SS「I HOLD A BEAST, AN ANGEL, AND A MADMAN IN ME」

シンディシャーマンの作品をグラフィックに多用したコレクション。

 

 

2020AW「MONONOKE」

最新コレクション。UNDERCOVERでは初めての和風モチーフを多用したコレクション。

 

 

まとめ

今回の記事では、UNDERCOVERの歴代コレクションをまとめてみました。

今でもUNDERCOVERの勢いは止まりません。

 

参考文献

今回の記事を書くにあたって参考にした文献をご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました