「ゼロ秒思考」のメモ書きを3週間実践!【思考力に変化はあるのか?】

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「あなたは普段 、考えていますか?」

 

この質問に自信をもって「はい」と答えることができるでしょうか。

 

以前までの僕でしたら、「はい」と答えることはできませんでした。

しかしある1冊の本に出会ったことで、以前の自分よりも“考える力”が向上したんです。

 

その1冊の本というのが・・・。

Akira
アキラ

赤羽雄二さんが書いた『ゼロ秒思考』です

 

 

 

『ゼロ秒思考』とは?

  • 2012年12月ダイヤモンド社より発刊。
  • マッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二(あかばゆうじ)さんの著書。
赤羽さんが本の中に書いている「ゼロ秒思考」とは、一体どういう思考法なのか?
それは次のような状態です。
課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策とそのオプションが浮かび、オプションのメリット、デメリットがすぐわかるようになる。問題の本質と全体像を押さえた確実な対策が打てるようになる。
そうした思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
『ゼロ秒思考』赤羽雄二著 ダイヤモンド社 50Pより引用

つまり頭がフル回転している状態ですね。

 

そして赤羽さんが「ゼロ秒思考」の中で考える訓練として推奨しているのが、“A4用紙へのメモ書き”です。

 

しかし、ただ自分が気づいたことを書き込むメモではありません。

 

自分の “考えていることを可視化” するためのメモなんです。

 

「ゼロ秒思考」式メモ書きの方法

A4の紙に1件1ページで書く。
ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページ1分以内にさっと書く。
毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、
最も基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく、
「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。

『ゼロ秒思考』赤羽雄二著 ダイヤモンド社 4Pより引用

 

図にするとこんな感じです。

 

ゼロ秒思考式のメモ書きの方法は、次の内容です。

  • A4の紙を横向きで使う。
  • 左上にタイトルを書いて、その下にラインを引く。
  • 右上に日付を書く。
  • 各行はダッシュ「–」で始める。
  • 各行を20~30文字くらいに収める。

 

「ゼロ秒思考」式メモ書きに必要なもの

メモ書きをするには、次の4つだけで大丈夫。

  1. A4の裏紙
  2. PILOT VCORN 直液式水性ボールペン
  3. クリアファイル
  4. 貼ってはがせるテープ

 

 

A4の裏紙

まず準備する1つ目は「A4の裏紙」

 

ほんとうは裏紙でなくても、普通のA4のコピー用紙でも構わないんです。

しかし普通のコピー用紙だと「もったいないかな?」と気になってしまうことがある。

そうならないように、あえて裏紙を使って、メモ書きをする時に余計な思考が入り込まないようにするんです。

 

だからメモ書きをするときは、裏紙がオススメなんです。

 

僕はとりあえず200枚ほど用意しました。

 

どうしても裏紙を手に入れられない場合は、500枚セットで売っているA4のコピー用紙もオススメ。

 

 

 

PILOT VCORN 直液式水性ボールペン

つづいては準備するのは「PILOT VCORN直液式水性ボールペン」です。

僕は近所の本屋で80円位で買いました。

 

このボールペンはめちゃくちゃ軽いし、スラスラと文字が書けます。

緊張感なく思ったことを書き殴るには、最適なペンという感じです。

 

とりあえず「試しにメモ書きをやってみよう」というときは、普通のボールペンでも大丈夫だと思います。

 

 

 

A4のクリアファイル

3つ目に準備してほしいのは「クリアファイル(A4)」。

「クリアファイル」は、メモ書きした紙を分類(フォルダ分け)する時に使います。

 

 

 

3Mの貼ってはがせる修正テープ

さいごに準備してほしいのは、「はがせる修正テープ」

このテープはメモ書きした紙を、分類したクリアファイルに「タイトルを付ける時」に使います。

 

 

 

近所の文房具屋に行って探したのですが、
詰め替え用しか売っていませんでした・・・

 

はさみでカットすれば使えるので、今回は詰め替え用を使ってみます。

 

 


 

 

以上、「メモ書きのために準備する4つの道具」でした。

  1. A4の裏紙
  2. PILOT VCORN 直液式水性ボールペン
  3. クリアファイル
  4. 貼ってはがせるテープ

 

準備するのはこの4つだけで大丈夫なんです。

総額で約2000円です。
紙を裏紙にして、家にあるボールペンを使えば、もっと安く収まります。

 

次のページでは、僕が実際に「ゼロ秒思考」を、3週間試してみた結果をご紹介していきます。

 

 

 

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コメント

  1. 通りすがり より:

    お疲れ様です。
    明確にやり方が間違っていますね。書籍文中に1枚にかける時間は基本的に1分といったニュアンスの記述があります。1週間のレポートで「一枚描くのに5分」とあり、3週間後も効果は出てないとありますが、そもそものやり方が間違っているので効果出るわけないですね。
    一分という制限をかけることで速度を出せるようにという訓練なのに、5分で書くなんてやってたら、成長なんて微々たるものですよ。

    • Akira より:

      通りすがり様

      記事を読んでいただき、ありがとうございます。
      また返信が遅れて申し訳ございません。

      通りすがり様のおっしゃる通り、さいしょの方のメモ書きを行う際は、5分かかっておりました。
      たしかにこれでは効果が薄かったのも、当たり前ですね。
      私の読解力に問題がございました。
      申し訳ございません。

      あらためてさいしょのメモ書きから「絶対に1分以内」という制限を設けて、やり直してみます!
      コメント、ありがとうございました。