著者の赤羽さんは、「ゼロ秒思考」式のメモ書きで自分に変化が感じられる目安期間は“3週間”と書いています。
毎日10ページ、10分間だけメモを書くだけで、誰でも3週間もしないうちにかなりの手応えとご自身の成長が感じられる。
『ゼロ秒思考』赤羽雄二著 ダイヤモンド社 100Pより引用
ということで「ゼロ秒思考」式メモ書きを3週間、実践してみた。
【1週間目】実践してみて、1~7日間
1週間、実践して溜まったメモ紙たち。
1日10枚×7日=70枚
70枚でも結構な厚さになりました。
1週間実践してみて感じたこと、変わったことは・・・
- 一週間試してみても、思考力に変化は感じられない。
- ブログの記事を書く前にメモ書きをすると、記事の文章が整理されることに気が付いた。
この2つでした。
まずメモ書きのテーマを考えるのに、時間がかかりました。
10分で10枚なんて、とてもとても無理。
最初は1枚書くのに5分ほどかかりました。
そして思考力に変化はあったのか?
正直なところ、思考力に変化はありません。
でもひとつだけ変化を感じられました。
それはブログの記事を考えているときに、メモ書きを使うと、今まで以上にまとまった記事が書けたんです。
今まではブログの記事を書くときは、頭でカンタンに考えて、キーボードに向かっていました。
しかしメモ書きをしてから、あらかじめ下書きをした状態だと、文章の出来が全然違うんです。
メモ書きは文章を書く前にやってみると、まとまった文章が書けるようになります。
【2週間目】実践してみて、8~14日
2週間で溜まった紙。
かなりの厚みになってきました。
2週間、実践してみて感じたこと、変わったこと
つぎの4つです。
- 思考力に明確な変化は感じられない。
- 話しているときに “ピッタリな言葉” が見つかりやすくなった気がする。
- だんだん書くネタが無くなってきた。
- 「メモ書き」のフォルダ分けは早い方がよい。
2週間継続しても、「あれっ!なんか俺の思考キレキレじゃね?」と感じることはありませんでした。
しかし人と話している時に、言葉に詰まることは少なくなりました。
そして2週間も書いていると、だんだんと書くネタが無くなってきたんです。
なので僕は『ゼロ秒思考』に書いてあった、ネタを試してみました。
あとメモ書きを始めて2週間たったので、クリアファイルに入れてフォルダ分けをすることに。
かなり溜まってからフォルダ分けしたので、結局30分程かかりました。
メモ書きをフォルダ分けしている間中はずっと
はじめて3日目くらいから、こまめに分類しておけばよかった
と後悔 笑
ちなみにフォルダのタイトルは、
- 自己分析
- モヤモヤ
- TASK
- やりたいこと
- 悩み
- ブログ
- 後悔
- 感性
- 作ること
- メモ書きについて
- 改善点
- 人間関係
- コミュニケーション
- ファッション
- UNDERCOVERのBUT期
- ノート
こんな感じになって、クリアファイルは16枚使いました。
厚みがわかりやすい様に、ヨコからもメモ書きを撮ってみました。
2センチほどの厚みがあります。
【3週間目】実践してみて、15~21日
3週間で溜まった紙。かなりの厚みになりました。
ちなみに横から見るとこんな感じです。
厚さは3センチ。2週間目より1センチ増えました。
3週間実践してみて、感じたこと、変わったこと
- ふだんの生活で感情の起伏が少なくなり、落ち着いてきた。
- 悩むよりも解決方法を考えるようになった。
- なにか思いつくと、メモに書きたくなって仕方がなくなった。
- 新しい習慣を継続できて、自分に少しだけ自信がついた。
メモ書きをする前の自分なら、イライラしていたようなことでも、一度メモに書いてみることにしたんです。
不思議なことにメモに書いてみると、そんなイライラも、いつの間にか落ち着いていきます。
そして以前までの自分だったら、モヤモヤと悩み続けていたことも、悩むよりも解決策を見つけるようになりました。
人間が悩んでいるときって、考えている、というよりも同じことを繰り返し繰り返しぐるぐると回っている感じだと思うんです。
だから書いて自分の外に吐き出すことが大切。
一度目に見えるカタチにしてみると、
・この問題は今日中に解決できるかも
・これは来月まで待っておこう
とか、問題を解決する方法を考えるんです。
そしてメモが手放せなくなりました。
あと新しい習慣を3週間継続して行ったことで、「俺もやればできるじゃん」と少し自信が付きましたね 笑
ちなみにフォルダのタイトルは、18になりました。
そして「思考力に変化はあったのか?」という点ですが。
思考力には変化は、ないです。
たぶん3週間だと効果がないのは、当たり前です。
このメモ書きは半年とか1年とかで繰り返していって、ようやく効果が出るのだと思います。
3週間使うとペンのインクも空っぽになりました。
まとめ
メモ書きはやるべきか?
メモ書きはやるべきか?
僕はやってみるべきだと、考えます。
しかしある程度の改善は必要になってきます。
3週間継続してみて感じたのは、「ただつらつらと頭に出てきた言葉を書き連ねるだけでは思考力は上がらないな~」です。
大事なのは前に書いたメモよりすこしでも、
- 少しでも読みやすい文章
- 具体的な文章
- まとまった文章
などなど、
「少しでも改善を加えよう」と、意識するのが大事だと感じましたね。
メモ書きをする際のポイント
- フォルダ分けは、さいしょの方にやっておく
- メモ書きは文章を書く前にやってみると効果あり
- 悩んでいるときも、メモ書きをすると効果あり
- テキトーに書くのではなく、少しずつでも改善を意識するのが大切
以上で記事は終わりです。
あなたもお時間がありましたら、「メモ書き」を試してみてください。
本を実践してみた記事ですと、『『情報は1冊のノートにまとめなさい』を2年以上実践しての【メリット&デメリット】』もおすすめです。
ぜひ読んでみてください。
参考資料
- 『ゼロ秒思考』赤羽雄二著
- 『99%の人は「考える」が出来ない』まこなり社長 YouTubeチャンネル
コメント
お疲れ様です。
明確にやり方が間違っていますね。書籍文中に1枚にかける時間は基本的に1分といったニュアンスの記述があります。1週間のレポートで「一枚描くのに5分」とあり、3週間後も効果は出てないとありますが、そもそものやり方が間違っているので効果出るわけないですね。
一分という制限をかけることで速度を出せるようにという訓練なのに、5分で書くなんてやってたら、成長なんて微々たるものですよ。
通りすがり様
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
また返信が遅れて申し訳ございません。
通りすがり様のおっしゃる通り、さいしょの方のメモ書きを行う際は、5分かかっておりました。
たしかにこれでは効果が薄かったのも、当たり前ですね。
私の読解力に問題がございました。
申し訳ございません。
あらためてさいしょのメモ書きから「絶対に1分以内」という制限を設けて、やり直してみます!
コメント、ありがとうございました。