世の中にはたくさんの「ノート術」の本があります。
僕はかなりのノート術オタクでして。
ノート術とタイトルに書いてある本は、ほとんど読んでみました。
ですがノート術の本には、当たりもあれば、ハズレもあります。
買った後に後悔したことも何度か・・・
ということで、これからノート術の本を買おうと思っているあなたのために、できるだけ良い本に出会う打率を上げていただくために、記事としてまとめました。
僕がおすすめするノート術の本は3冊です
僕がおすすめするノート術の本は下記の3冊です。
- 初級編:『情報は1冊のノートにまとめなさい』
- 中級編:『コクヨのシンプルノート術』
- 上級編:『超ノート術』
それぞれ初級、中級、上級に分けてみました。
それでは1冊ずつ、ご説明します。
初級編:『情報は1冊のノートにまとめなさい』
1冊目にご紹介したいのは、「情報は1冊のノートにまとめなさい」です。
この本を一言にまとめるならば、「ズボラな人のためのノート術」ですかね。

もちろんいい意味です!
僕がこの本をおすすめしたい理由は2つありまして。
- とにかくラク
- だからノート術の入門にピッタシ
とにかくラク
そうなんです。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」に書かれているノート術は本当にラクなんです。
だって内容としては、とにかく1冊のノートに全てをまとめるという内容だから。
僕は本に書いてあった紙類は、なんでもノートに貼り付けるというのを実践しています。
- 行ったお店のショップカード
- おみくじ
- 博物館のチケット
などなど。
紙類は何でもかんでも貼り付けています。
ノートを線で2分割したりしなくていいですし。
毎朝決まった時間にノートを開く必要もないんです。
だから開いた時間に、ちょっちょっとノートを開けばいいんです。
だから情報は1冊のノートにまとめなさいは・・・
だからノート術の入門にピッタシ
僕は「情報は1冊のノートにまとめなさい」に出会ってから、ノートを持ち歩くようになりました。
使ってきたノートはもう20冊近く。
正直この本以外のノート術の本を読んでいたら、ここまでは続かなかったと思います。
『情報は1冊のノートにまとめなさい』はこんな方におすすめです。
- ノートを持ち歩く習慣がない・・・
- 家に途中まで使ったノートがたくさんある!
中級編:『コクヨのシンプルノート術』
つづいてご紹介したいのは、「コクヨのシンプルノート術」です。
この本は「ノート術の参考書」といった内容の本です。
僕がこの本をおすすめしたい理由は2つあります。
- とにかくたくさんのノート術のサンプルが見れる
- ノートとふせんのコンボ技がわかる
とにかくたくさんのノート術のサンプルが見れる
この本では、コクヨの社員が実際に使っているノートの中身が見ることができるんです。
その数なんと100パターン!
100パターンのノート術が見れるなんて、なんとコスパの良いノート術本だよって感じですね。
さらに「コクヨのシンプルノート術」では・・・
ノートとふせんのコンボ技がわかる
「コクヨのシンプルノート術」を読むと、ノートとふせんを組み合わせて使う。
このノート術が使いこなせるようになるんです。
上の写真は「やりたいこと」というテーマのもとに、一人ブレストをやったときのものです。
『コクヨのシンプルノート術』はこんな方におすすめです。
- ノートを持ち歩いているけど、もうひと工夫加えたい!
- いつも使っているノートとは別のノートを試してみたい!
上級編:『超ノート術』
さいごはアートディレクターの佐藤ねじさんが書いた「超ノート術」です。
この本の良いところは、佐藤さんが生み出したアイデアと一緒にノートの活用法が書いてあるところ。
僕がこの本をおすすめしたい理由は2つあります。
- 日常のノートから進めた「1軍ノート」の作り方がわかる
ノートを持ち歩くようになって、ノートの種類にもこだわりだした。
でもなかなか良いアイデアが出てこないし、成果にもつながらない。

そんな時に試して欲しいのが「1軍ノート」です!
日常のノートから進めた「1軍ノート」の作り方がわかる
ふだん使っているノートをもう一歩進めて使う方法が「1軍ノート」です。
このノートには、選りすぐりのアイデアを詰め込んでいきます。
日ごろの打ち合わせや、映画や本の感想など、すべてのメモは「2軍ノート」に書いておく。そのなかから、選りすぐりのものを「1軍ノート」にまとめる。
出典:佐藤ねじ著『超ノート術』日経BP社 2016年 23Pより
ふだん使いのノートの中から、「これは!」と思うアイデアのみを選抜して1冊のノートにまとめていく。
アーティストのベストアルバム的なノートです。
自分にとってとっておきのアイデアばかりを集めているから、後から見返した時にも楽しいノートが出来上がるんです。
著者の佐藤さんも本の中で書いているのですが、「1軍ノート」という考え方を提唱している作家はもう一人います。
「1軍ノート」という考え方を提唱している作家はもう一人います。
それが御茶ノ水女子大学の名誉教授の外山滋比古さん
「1軍ノート」とは読んでいませんが、外山さんも自分にとって選りすぐりのアイデアを集めたノートを作ることを進めています。
外山さんはそのノートを「メタノート」と、呼んでいます。
ノートにある思考、アイディアをさらに、もう一度、ほかに移してやる。
(中略)
ノートにもとづいて、その上にさらにノートをつくる。あとの方をメタ・ノートと呼ぶことにする。出典:外山滋比古著『思考の整理学』ちくま文庫 1986年 105Pより
つまりふだん使いのノートの中から、「これは!」と思うアイデアのみを選抜して1冊のノートにまとめていくんです。
『超ノート術』はこんな方におすすめです。
- ノートを持ち歩く習慣を持っている人
- さらにもう一歩進めたノート術を使いたい人
まとめ
今回は僕のおすすめのノート術の本を3冊をご紹介しました。
- 情報は1冊のノートにまとめなさい
- コクヨのシンプルノート術
- 超ノート術
実は「メモの魔力」も入れようかなと迷ったのですが、今回の記事には入れませんでした。
「メモの魔力」式のノート術は難しいので・・・。

ちなみに僕はノート1冊分だけ試してみました。
が、上手く使いこなせなかったです。
いつかもう一回チャレンジしてみます。
コメント
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