ふだんビジネス書とか読まないんだよな〜
でも勉強のためにビジネス書とか読んでみたい!
どんな本を読めばいいんだろう?
当記事では、こんな悩みを解決します。
ビジネス書を読んでみたいけど、どの本を読んだらいいのかわからないという方に向けて書きました。
僕自身も学生の時から本は読んでいたのですが、読むのはもっぱら小説ばかり。
ビジネス書を読み始めたのは、社会人になってから。
そこからは月に4〜5冊は読むようにしていて、有名なビジネス書はほとんど読みました。
今回はそんな僕がふだんビジネス書はあまり読まない方に向けて、おすすめのビジネス書を10冊ご紹介します。
結論:僕がおすすめするビジネス書はつぎの10冊
- 『人を動かす』D・カーネギー 著
- 『夢をかなえるゾウ』水野 敬也 著
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野 宣之 著
- 『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ 著
- 『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン 著
- 『アイデアの作り方』ジェームス W.ヤング 著
- 『芸術企業論』村上 隆 著
- 『ゼロ秒思考』赤羽 雄二 著
- 『思考の整理学』外山 滋比古著
- 『センスは知識からはじまる』水野 学 著
それでは一冊ずつご紹介していきます
『人を動かす』D・カーネギー 著
まずはじめにご紹介するのは、D・カーネギーさんの『人を動かす』です。
この本は、数あるビジネス書の中でも鉄板中の鉄板。
ビジネス書を読んでみようと思ったら、まずこれを読んでおけば間違いのないという本です。
しかし少し自己啓発書色が強いので、そういった本が苦手な方にはあまりおすすめしません。
『人を動かす』を読んでみて、面白かった方にはつぎの2冊がおすすめです。
- 『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著
- 『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル著
しかしこの本で紹介されている7つの習慣を意識して生活すれば、今の生活よりも充実した日々を送れること間違いなしです。
- 『人を動かす』
- 『7つの習慣』
- 『思考は現実化する』
この3冊は「自己啓発書よりのビジネス書」の中では、鉄板中の鉄板です。
どれも読んでおいて損はないと思います。
『夢をかなえるゾウ』水野 敬也 著
つづいてご紹介しますのは、水野敬也著の『夢をかなえるゾウ』です。
ダメダメサラリーマンの僕のもとに、ある日突然ガネーシャと名乗る神様があらわれるところから、ストーリーは始まります。
そんなガネーシャのいろいろなアドバイスをうけて、僕が成長・変化していくストーリー。
ストーリー形式で展開されていくので、かなり読みやすいです。
ガネーシャが主人公の僕に出した課題の一部をご紹介します。
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 会った人を笑わせる
- ただでもらう
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
などなど。
「なんだこれは・・・?」という課題もあるのですが、本書を読んでみると、不思議と納得する課題なんです。
ちなみに『夢をかなえるゾウ』は、シリーズ化されていて、2021年8月現在シリーズ4まで刊行されています。
- 靴をみがく
- コンビニで募金する
を実践するようにしています!
『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野 宣之 著
つづいてご紹介するのは奥野宣之著の『情報は1冊のノートにまとめなさい』です。
いきなりノート術の本です。
ですがこの本に書いてあるノート術は、本当にカンタンなんです。
僕はこのノート術をかれこれ3年以上続けております。
『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ 著
つづいてご紹介しますのはロバート・キヨサキ著の『金持ち父さん貧乏父さん』です。
こちらもビジネス書の鉄板中の鉄板です。
題名だけは知っていると言う方も多いのではないでしょうか?
僕自身も題名だけは知っていたのですが、読んだのはつい最近。
肝心の内容は、おもしろくておもしろくて。
学生の時に読みたかったと後悔しました!
やっぱり鉄板に間違いはありません。
この本の中で著者のロバートキヨサキ氏が伝えているのは、
「資産を買うことに集中せよ!」ということ。
『エッセンシャル思考』 グレッグ・マキューン 著
つづいてグレッグ・マキューン著の『エッセンシャル思考』です。
この本から学んだことは、なんでも頑張ろうとするのではなく、自分が本当にやりたいことを見極めてとのことに対してエネルギーを注ぐことの大切さです。
つまり「選択と集中」ですね
図にするとこんな感じ。
いろんなことを頑張っているのに、なかなか成果が上がらない・・・。
そんな状況にある方に読んで欲しい1冊です。
『アイデアの作り方』 ジェームス W.ヤング 著
つづいておすすめするのは「アイディアの作り方」です。
この本のキャッチコピーは、「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」。
僕はこの本を学生時代に読みました。
本当にすぐに読めて、たぶん1時間ほどで完読しました。
読んで思ったのは、「この本値段の10倍くらいの価値あるな・・・」ということ。
この『アイデアのつくり方』の中で僕が一番目からウロコだったのは、つぎの1文です。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである。
ジェームス W.ヤング著 『アイデアのつくり方』阪急コミュニケーションズ 1988年 28Pより
また著者の ジェームス W.ヤング 氏が、この本の中で伝えているアイデアを作り方は大きく5工程です。
- 資料を集める
- 資料に手を加える
- 一度考えることを止める=休む、遊ぶ
- ひらめく!
- ひらめいたアイデアを煮詰める
これからはAi時代の到来と言われていますが、そんな世の中で生きていくためにアイデアの作り方を勉強しておいても損はないと思います。
『芸術企業論』村上隆 著
つづいてご紹介しますのは現代アート作家の村上隆著の『芸術企業論』です。
村上隆さんといえば、
- 24時間テレビのTシャツのデザイン
- ルイヴィトンとのコラボ
で有名な方です。
そんあ現代アート作家の方が書いた本なので、「アートとか興味ないしな・・・」と、敬遠される方も多いかもしれません。
しかしこの本はビジネス書的にも、勉強になることがたくさん書かれています。
アーティストって、感覚のままに好き勝手に絵を描いていると思いませんか?
でもマンガ ブルーピリオドにも、
ピカソなんか
画商の好みの画風で
その画商の肖像画を
描くようなスーパー営業マン
なんですから山口つばさ著 『ブルーピリオド』講談社 2017年 1巻より
と書いてあるように、実際はそんなことはないんです。
作品が売れている芸術家は、みんなどうやったら自分の絵が売れるかを、戦略的に計算し尽くしています。
マーケティングですね。
『芸術企業論』には、村上隆がいかに自身の作品を海外に向けて売り出していったかを詳細に書かれています。一読の価値ありです。
僕自身はこの本を18歳の時に読みました。18歳の僕でも面白く読み進められるようなわかりやすい内容です。
『芸術企業論』を読んでみて、面白かった方にはつぎの2冊がおすすめです。
- 『ブルーピリオド』山口 つばさ著
- 『ブルー・オーシャン戦略』W・チャン・キム著
どちらも題名にブルーが入っていますが、偶然です。
『ブルーピリオド』 山口 つばさ 著
さきほどピカソに関する文を引用したマンガです。
読むとアートの勉強にもなるし、ストーリーも面白い。そしてモチベーションも上がる。
最高のマンガです。
『ブルー・オーシャン戦略』 W・チャン・キム 著
敵が多いところで戦うのではなく、いかに敵が少ない場所を探すことが大事か。
そんなマーケティング戦略について書かれた名著です。
『ゼロ秒思考』赤羽 雄二 著
マッキンゼーに勤める赤羽さんの書いた『ゼロ秒思考』です。
頭の回転って、生まれつきだと思っていませんか?
この本ではそんな頭の回転を早くする方法について書かれています。
その方法というのが、「A4の紙へのメモ書き」です。
僕も『ゼロ秒思考』を読んでから、毎朝必ず「メモ書き」を行うようになりました。
頭の回転が早くなったかはよくわかりませんが、メモ書きを行うようになってからは頭がモヤモヤとすることが少なくなりました。
『思考の整理学』外山 滋比古 著
つづいてご紹介するのは『思考の整理学』です。
題名のとおり、さまざまな思考の整理法が書かれています。
『センスは知識からはじまる』水野 学 著
さいごにご紹介しますのは、くまもんの生みの親である水野学さんが書いた『センスは知識からはじまる』です。
センスって生まれつきのもので、後天的に伸ばすことはできないと、思っていませんか?
でも違うんです。
センスも修練で身に付けることができる、後天的な能力なんです。
この本を読むことで、抽象的な「センス」という言葉に対する印象が変わるでしょう。
まとめ
当記事で僕がおすすめしたビジネス書 10冊
- 『人を動かす』D・カーネギー 著
- 『夢をかなえるゾウ』水野 敬也 著
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野 宣之 著
- 『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ 著
- 『エッセンシャル思考』グレッグ・マキューン 著
- 『アイデアの作り方』ジェームス W.ヤング 著
- 『芸術企業論』村上 隆 著
- 『ゼロ秒思考』赤羽 雄二 著
- 『思考の整理学』外山 滋比古著
- 『センスは知識からはじまる』水野 学 著
今回ご紹介しました10冊の本は、ビジネス書ではあるのですが、普段本を読まない方にも読みやすいと思います。
またどの本も、僕が読んだ時に感じたのは、「もっと早くこの本を読んでおけばよかった!」です。
このもっと早く読んでおけばよかった!と、読んだ後に感じるのは、その本がいい本である条件だと考えています。
でも人生の中で今の自分が一番若いのだから、今読めて正解なのだと言い聞かせています。
これからも、もっと早く読みたかったと思えるような本に出会うために、どんどんと本を読んでいきます!
以上、さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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