毛糸玉ポーチの作り方 Part 4 【毛糸玉ポーチ (ベース) の作り方】

FASHION

上の動画は、僕が考えた「毛糸玉ポーチ」。

 

毛糸玉ポーチの作り方 Part 3【毛糸玉ポーチの下ごしらえ】」という記事では、

  1. 毛糸玉を観察
  2. 型紙を使ってオモテ地をカット
  3. 型紙を使って芯地をカット
  4. カットした芯地をアイロンで貼る
  5. 芯地を貼った生地をカット
  6. 型紙を使ってウラ地をカット

毛糸玉ポーチを作るために必要な下ごしらえについて書きました。

 

 

mae-nishi

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。

 

今回の記事では、

毛糸玉ポーチのベースの“作り方”

について書きました。

 

毛糸玉ポーチ(ベース)を作り方

毛糸玉ポーチは生地をぬって作ったベースに毛糸をぬい込んで作っていきます。

 

上の写真は毛糸をぬい込むためのベースとなるポーチ。

ということで、今回はその毛糸玉ポーチのベースの“作り方”をご紹介します。

 

毛糸玉ポーチのベースの“作り方”は大きく分けて4つあります。

  1. ファスナーのぬい付け&ステッチを入れる
  2. パーツ①と②をぬい付ける&ステッチを入れる
  3. サイドにパーツ③ (丸いパーツ) をぬい付ける
  4. パーツ③ (丸いパーツ) のまわりにも、ステッチを入れる

 

ファスナーのぬい付け&ステッチを入れる

ファスナーのぬい付け

まずはパーツ②にファスナーをミシンでぬい付けます。

 

ファスナーの真ん中に切り込みを入れる

ファスナーのちょうど真ん中に0.3cmで切り込みを入れます。

 

まち針で固定する

パーツ②の真ん中にも切り込みを入れて、ファスナーの切り込みと合わせます。

 

そしてパーツ②とファスナーがずれないように、まち針で固定します。

 

ミシンでぬい合わせる

 ミシンの押さえも、ファスナー用の肩押さえに変更。

 

mae-nishi

これで準備万端です!

 

ミシンでカタカタとぬっていきます。

 

片方のファスナーのぬい付けが終わりました。

 

 同じように反対側もぬって、ファスナーのぬい付けが完了です。

ファスナーをぬい付けるのは、ひと回り小さい長方形の「パーツ②」です。
パーツ①と間違えないようにしてください!

 

パーツ②にファスナーをぬい付けたら、アイロンでねかせる

パーツ②にファスナーをぬい付けたら、アイロンを使ってパーツ②を倒してください。

 

ステッチを入れる

次にファスナーの両サイドに0.2cm巾でステッチを入れます。

 

ファスナーのヨコのステッチ入れが完了。

 

パーツ①とパーツ②をぬい付ける&ステッチを入れる

パーツ①と②をぬい付ける

つぎはパーツ①とパーツ②をミシンでぬい付けます。

 

短い直線をぬうだけなので、上と下をまち針で固定するだけで大丈夫です。

 

パーツ①とパーツ②のぬい合わせが完了しました。

 

ぬい代を倒す

またまたウラからアイロンをかけて、ぬい代を倒します。

 

オモテからもしっかりアイロンをかけましょう。

 

アイロンをかけると、こんなにぺったんこになりました。

 

ステッチを入れる

アイロンをかけたら、オモテから0.5cm巾のステッチを入れます。

 

ステッチ入れが終わりました。

このステッチを入れるのは、ポーチの形をしっかりと出すため。
建物の柱のような意味があります。

 

パーツ①どうしをぬい合わせて、筒状にする

パーツ①どうしをぬい合わせて・・・

 

またアイロンでぬい代を倒します。

 

そしてオモテから0.5cmでステッチを入れると。

 

こんな風に筒状になりました。ここまでくると、かなりポーチっぽい形になりましたね。

 

パーツ①②とパーツ③ (丸いパーツ)をぬい合わせる

ステッチを入れたら、次はサイドのパーツ③(丸いパーツ)をぬい付けます。

 

切り込みを入れる

丸いパーツをぬい付ける前にパーツ①と②に、こんな風な切り込みを0.5cmで入れてください。

 

パーツ③の切り込みとパーツ①②のぬい目を合わせる

パーツ③の切り込みとパーツ①②のぬい目を合わせる

 

まち針で固定する

まち針で固定します。

直線と曲線を合わせるので、かなり細かめにまち針を刺した方が良いです。

 

ミシンでゆっくりとぬい合わせる

この部分をぬうのはかなり難しいので、ミシンの最低速度でゆっくりとぬっていきます。

 

片側のぬい付けが終わりました。

 

もう片方もまち針で固定して・・・

 

 

ゆっくりとぬっていきます。

 

これで両側のぬい付けが完了しました!

 

mae-nishi

ぬいの工程では、
パーツ③とパーツ①②のぬい合わせが一番難しいです。

 

なのでミシンのテクニックに自信がない方は、手縫いでOKかもです。

 

パーツ③ (丸いパーツ) のまわりにも、ステッチを入れる

パーツ③(丸いパーツ)を付け終わったら、オモテからステッチを入れていきます。

その前にパーツ③にも0.5cmで切り込みを入れましょう。

 

 

こんな感じでタテに切り込みを入れます。

 

 

切り込みが終わったら、ぬいやすいようにアイロンでぬい代を倒します。

 

 

この工程もかなり難しいので、ゆっくりとゆっくりとミシンでぬっていきます。

 

反対側もゆっくりと。

 

毛糸玉ポーチのベースが完成!

ステッチを入れたら、毛糸玉ポーチのベースがです。

 

このベースに毛糸をぬい込んでいけば、いよいよ毛糸玉ポーチが完成します。

 

まとめ

今回の記事では、

毛糸玉ポーチのベースの“作り方”

について書きました。

毛糸玉ポーチのベースの“作り方”

  1. ファスナーの取り付け&ステッチを入れる
  2. パーツ①と②をぬい付ける
  3. パーツ①②とパーツ③をぬい付ける
  4. パーツ③のまわりにも、ステッチを入れる

つぎはいよいよ毛糸のぬい込みです。

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