上の動画は、僕が考えた「毛糸玉ポーチ」。
「毛糸玉ポーチの作り方 Part 3【毛糸玉ポーチの下ごしらえ】」という記事では、
- 毛糸玉を観察
- 型紙を使ってオモテ地をカット
- 型紙を使って芯地をカット
- カットした芯地をアイロンで貼る
- 芯地を貼った生地をカット
- 型紙を使ってウラ地をカット
毛糸玉ポーチを作るために必要な下ごしらえについて書きました。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。
今回の記事では、
毛糸玉ポーチのベースの“作り方”
について書きました。
毛糸玉ポーチ(ベース)を作り方
毛糸玉ポーチは生地をぬって作ったベースに毛糸をぬい込んで作っていきます。

上の写真は毛糸をぬい込むためのベースとなるポーチ。
ということで、今回はその毛糸玉ポーチのベースの“作り方”をご紹介します。
毛糸玉ポーチのベースの“作り方”は大きく分けて4つあります。
- ファスナーのぬい付け&ステッチを入れる
- パーツ①と②をぬい付ける&ステッチを入れる
- サイドにパーツ③ (丸いパーツ) をぬい付ける
- パーツ③ (丸いパーツ) のまわりにも、ステッチを入れる
ファスナーのぬい付け&ステッチを入れる
ファスナーのぬい付け
 まずはパーツ②にファスナーをミシンでぬい付けます。
まずはパーツ②にファスナーをミシンでぬい付けます。
ファスナーの真ん中に切り込みを入れる

ファスナーのちょうど真ん中に0.3cmで切り込みを入れます。
まち針で固定する

パーツ②の真ん中にも切り込みを入れて、ファスナーの切り込みと合わせます。

そしてパーツ②とファスナーがずれないように、まち針で固定します。
ミシンでぬい合わせる
 ミシンの押さえも、ファスナー用の肩押さえに変更。
  ミシンの押さえも、ファスナー用の肩押さえに変更。

これで準備万端です!

ミシンでカタカタとぬっていきます。
 片方のファスナーのぬい付けが終わりました。
片方のファスナーのぬい付けが終わりました。
 同じように反対側もぬって、ファスナーのぬい付けが完了です。
  同じように反対側もぬって、ファスナーのぬい付けが完了です。
ファスナーをぬい付けるのは、ひと回り小さい長方形の「パーツ②」です。
パーツ①と間違えないようにしてください!
パーツ②にファスナーをぬい付けたら、アイロンでねかせる

パーツ②にファスナーをぬい付けたら、アイロンを使ってパーツ②を倒してください。
ステッチを入れる
 次にファスナーの両サイドに0.2cm巾でステッチを入れます。
 次にファスナーの両サイドに0.2cm巾でステッチを入れます。

ファスナーのヨコのステッチ入れが完了。
パーツ①とパーツ②をぬい付ける&ステッチを入れる
パーツ①と②をぬい付ける

つぎはパーツ①とパーツ②をミシンでぬい付けます。

短い直線をぬうだけなので、上と下をまち針で固定するだけで大丈夫です。

パーツ①とパーツ②のぬい合わせが完了しました。
ぬい代を倒す
 またまたウラからアイロンをかけて、ぬい代を倒します。
またまたウラからアイロンをかけて、ぬい代を倒します。
 オモテからもしっかりアイロンをかけましょう。
オモテからもしっかりアイロンをかけましょう。
 アイロンをかけると、こんなにぺったんこになりました。
アイロンをかけると、こんなにぺったんこになりました。
ステッチを入れる
 アイロンをかけたら、オモテから0.5cm巾のステッチを入れます。
アイロンをかけたら、オモテから0.5cm巾のステッチを入れます。
 ステッチ入れが終わりました。
ステッチ入れが終わりました。
このステッチを入れるのは、ポーチの形をしっかりと出すため。
建物の柱のような意味があります。
パーツ①どうしをぬい合わせて、筒状にする

パーツ①どうしをぬい合わせて・・・

またアイロンでぬい代を倒します。

そしてオモテから0.5cmでステッチを入れると。

こんな風に筒状になりました。ここまでくると、かなりポーチっぽい形になりましたね。
パーツ①②とパーツ③ (丸いパーツ)をぬい合わせる

ステッチを入れたら、次はサイドのパーツ③(丸いパーツ)をぬい付けます。
切り込みを入れる

丸いパーツをぬい付ける前にパーツ①と②に、こんな風な切り込みを0.5cmで入れてください。
パーツ③の切り込みとパーツ①②のぬい目を合わせる

パーツ③の切り込みとパーツ①②のぬい目を合わせる
まち針で固定する

まち針で固定します。
直線と曲線を合わせるので、かなり細かめにまち針を刺した方が良いです。
ミシンでゆっくりとぬい合わせる

この部分をぬうのはかなり難しいので、ミシンの最低速度でゆっくりとぬっていきます。

片側のぬい付けが終わりました。

もう片方もまち針で固定して・・・

ゆっくりとぬっていきます。

これで両側のぬい付けが完了しました!

ぬいの工程では、
パーツ③とパーツ①②のぬい合わせが一番難しいです。
なのでミシンのテクニックに自信がない方は、手縫いでOKかもです。
パーツ③ (丸いパーツ) のまわりにも、ステッチを入れる

パーツ③(丸いパーツ)を付け終わったら、オモテからステッチを入れていきます。
その前にパーツ③にも0.5cmで切り込みを入れましょう。

こんな感じでタテに切り込みを入れます。

切り込みが終わったら、ぬいやすいようにアイロンでぬい代を倒します。

この工程もかなり難しいので、ゆっくりとゆっくりとミシンでぬっていきます。

反対側もゆっくりと。
毛糸玉ポーチのベースが完成!

ステッチを入れたら、毛糸玉ポーチのベースがです。
このベースに毛糸をぬい込んでいけば、いよいよ毛糸玉ポーチが完成します。
まとめ
今回の記事では、
毛糸玉ポーチのベースの“作り方”
について書きました。
毛糸玉ポーチのベースの“作り方”
- ファスナーの取り付け&ステッチを入れる
- パーツ①と②をぬい付ける
- パーツ①②とパーツ③をぬい付ける
- パーツ③のまわりにも、ステッチを入れる
つぎはいよいよ毛糸のぬい込みです。

 
  
  
  
  


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