「スクラップブックを作ってみたいけど、作ってみたら何かメリットとかデメリットとかあるのかな? あとスクラップブックを作るときに便利な道具とかもあったら知りたいな・・・」
こういった疑問にお答えします。
当記事の内容
- スクラップブック作りのメリット
- スクラップブック作りのデメリット
- スクラップブックにおすすめの道具
上の写真は僕の部屋の本棚の一角。
学生の時から作りためた本棚が大量にあります。
気づけば僕には子どものころから、収集癖があったんですよね。
小学生の時はペットボトルのフタやポケモンカード。
中学生に上がって、洋服に興味を持ち始めてからは、ファッション誌の切り抜きを集め出しました。
だからスクラップブック作り歴は、もう10年以上になります。
今回の記事では、そんな僕がお伝えしたいスクラップブック作りの「メリット&デメリット」についてお伝えします。
スクラップブック作りのメリット
スクラップブックを作ることで感じるメリットはつぎの4つ。
- インプットの量が増える
- 知識の整理につながる
- 情報編集力が身につく
インプットの量が増える
スクラップブックを作ることによって得られるメリットのひとつ目は「インプットの量が増える」です。
スクラップブックを作る時は、その背後にたくさんのインプットがあるんです。
もし100枚の絵を見たとして、100枚全部を好きになることって、そうそうありませんよね。
100枚の絵を見たとしたら、たぶん自分の感性に引っかかる絵は、3枚くらいです。
←僕の感覚値ですが・・・。
もし絵だけで100ページくらいのスクラップブックを作ったとしたら、その一冊のスクラップブックを作るまでに、3300枚の絵を見たことになるんです。
これがスクラップブック作りで、「インプットの量が増える」という理由です。
知識の逆断捨離を利用しよう
断捨離をするときには、物を捨てる前にその物を入れていた棚を無くしてしまうことがあります。
それは物が増えていく理由は、その物を入れるスペースがあるから。
だから知識をインプットしたい時は、スクラップブックという知識の入れ物があると、その入れ物がパンパンになるくらいに知識を探したくなる。
逆断捨離状態です
だから自分が集めたいと思っている知識のカテゴリーがあったら、そのスクラップブックという入れ物だけを先に作ってしまえばいいんです。
そうしたら、勝手にどんどんと知識は集まってくるはずだから。
「思考の棚」を用意し、どの棚にどんな情報が入っているのか、空いている棚はどんな棚で、自分はその棚にどんな情報を欲しているのか。そういうことを意識していないと、実際にそれらの情報に触れても気づかず見すごしてしまうのです。
ちきりん著『自分のアタマで考えよう』ダイヤモンド社 2011年 P224より
知識の整理につながる
スクラップ作りを続けていると、いつの間にか何冊ものスクラップブックができると思います。
そのスクラップブックを見返していると、自分のスクラップブックの中身に傾向が見えてきたりもします。
例えば車のスクラップブックを作っていたとします。
1冊のスクラップブックが車の写真でパンパンになりました。
そして見返していると、
「同じデザイナーの車ばかり集めているな・・・」
「気がつくと青色の車ばかりが集まっている・・・」
なんてことに気がつくかもしれません。
それは自分が無意識のうちに気になっていることを表しています。
またそんなたくさん集まっている車だけを、まとめて別冊のスクラップブックを作るのもいいと思います。
情報編集力が身につく
スクラップブックを作ることって、「自分の好きな写真しかない本」を作るような感じなんです。
そんなスクラップブックを見返していると、「この写真はこの絵の隣の方がいいかも・・・」と、自分なりの工夫を積み重ねていきます。
そんな自分なりに順番を入れ替えていると、情報に対する編集能力が身につきます。
スクラップブックを作ることによるデメリット
スクラップブックを作ることによるデメリットはつぎの3つ。
- かさばってジャマになる
- 少し油断すると切り抜きばかりが集まってくる
- インプットが目的になってしまう
かさばってジャマになる
スクラップブックに凝りだすと、何冊も作ってしまいます。
僕はもう20冊以上もスクラップブックがありまして・・・。
自分の部屋の本棚には入りきらずに、隣の物置きにまで侵食しています。
少し油断すると切り抜きばかりが集まってくる
忙しくて、「とりあえず雑誌から気になるページだけ切っておこう」なんてしていると、いつの間にか切り抜きばかりが部屋の片隅に積もっていきます。
インプットが目的になってしまう
スクラップブックを作るのって、結構達成感があるんですよね。
そのうちにスクラップブックを作っている自分に満足してきていることもあります。
僕自身、学生の時にファッションデザイナーになるためのインプットとして、スクラップブックを作り始めました。
しかしいつの間にか、図書室に行っては雑誌をコピーして、家に帰って切り抜きを整理してという生活になっていて。
いつの間にか肝心の「服を作る」というアウトプットをしなくなった時もありました。
結論:スクラップブック作りと一緒にアウトプットもしよう
スクラップブック作りはインプットです。
それ自体をゴールにしてはダメなんです。
大事なのは、そのスクラップブックを使い倒して質の高いアウトプットもすることです。
ちゃんとアウトプットすれば、必ず新たな発見があり、さらなるインプットがついてくるようになっている。どんなビジネス、どんな分野でもそうだ。
堀江貴文著『情報だけ武器にしろ』P141
さいごにスクラップブック作りにおすすめの材料をご紹介
僕がスクラップブックを作る時に使っているのは、つぎの3つです。
- buroの「A4サイズ 2穴 ビュロー レバーアーチファイル」
- 無印良品の「リフィールクリアポケット A4・30穴・100枚入」
- タイトルラベリング用の「ダイモ」
buroの「A4サイズ 2穴 ビュロー レバーアーチファイル」
まずは「buro」というメーカーの「A4サイズ 2穴 ビュロー レバーアーチファイル」です。
僕はベージュを愛用していますが、このメーカーのファイルはたくさんのカラー展開が売りです。
きっとあなたの好きな色も見つかるはず。
無印良品のリフィールクリアポケット A4・30穴・100枚入
切り抜きを整理するファイルには、無印良品の「リフィールクリアポケット A4・30穴・100枚入」を使っています。
このポケットがいろいろなポケットを使ってきた中で一番コスパがいいと感じました。
あとこのポケットは横幅が広いから、A4よりも少し大きい切り抜きをポケットの大きさに切る時に、端のカットを最小限にできるんです。
好きな写真をできるだけカットしたくない僕には、ぴったりの商品です。
ダイモ
さいごにご紹介したいのは「ダイモ」です。
ダイモはスクラップブックの背表紙のタイトルのラベリングに使っています。
こんな感じです。
ダイモで背表紙をラベリングすると、スクラップブックにカンタンに統一感が出ていい感じです。
以上で記事は終わりです。
あなたもお時間ありましたら、ぜひスクラップブックを作ってみてください。
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