ジョニ・ミッチェルのアルバム『BLUE』を聴いたことはありますか?
透き通った声、オープンチューニングのギター。
『BLUE』は70年代フォークロックの名盤アルバムです。どの曲を聴いても、どこを聴いても、非の打ち所がありません。
はじめに
僕はまだ学生だった20歳の時に、ジョニ・ミッチェルの『Blue』を買いました。事前情報は無しで、真っ青なジャケットデザインに惹かれた完全なジャケ買い。
家に帰って早速買ったCDを聴いてみると、完全にやられました。1度聴いただけで、まさに病みつきになりました・・・。
あの時、テキトーな気持ちでジャケ買いした自分をほめてやりたい。
『Blue』に衝撃を受けた学生時代の僕は、彼女のほかのアルバムも聴いてみたくなりました。
でも一つ問題があったんです・・・。
それは『Blue』の次に、彼女のどのアルバムを買えばよいのかわからなかったんですよね。周りの音楽好きの友人に聴いても「ジョ二・ミッチェル???」って感じだったので。
ネットで調べたらディスコグラフィは出てくるけど、『Blue』の次にオススメのアルバムは書いてありません。
当時は学生でお金もありませんでしたので、CDを1枚買うのにも必死です。
なので結局は「ディスクユニオン」や「ブック・オフ」を周って、500円位で売っている、ジョニ・ミッチェルのアルバムを見つけては買っていました。
本当はデビューアルバムから順番に買いたかったけど・・・
今日はそんな昔の僕みたいに「ジョニ・ミッチェルの『Blue』を聴いたけど、その次に聞くべきアルバムっていったい何なの?」と言う方に向けて、記事を書きます。
Clouds (青春の光と影)
Clouds (青春の光と影) 1969
- Tin Angel
- Chelsea Morning
- I Don’t Know Where I Stand
- That Song About The Midway
- Roses Blue
- The Gallery
- I Think I Understand
- Songs To Aging Chirdren Come
- The Fiddle And The Drum
- Both Sides, Now
オススメ1枚目は『Clouds』。このアルバムは『Blue』を発表する前、 1969年に発表されたジョニのセカンドアルバムです。レコーディングはロサンゼルスで行われました。
アルバム10曲目の〈Both Sides,Now〉が特にオススメです。
Court And Spark (コート・アンド・スパーク)
Court And Spark (コート・アンド・スパーク) 1974
- Court And Spark
- Help Me
- Free Man In Paris
- People’s Parties
- 〔The〕Same Situation
- Car On A Hill
- Down To You
- Just Like This Train
- Raised On Robbery
- Troble Child
- Twisted
続いては6枚目に発表したこちらのアルバム。JAZZサウンドを取り入れた意欲作です。
商業的にも成功していて、当時のビル・ボードのアルバムチャートでは2位になりました。
このアルバムのオススメ曲は、シングルカットされた〈Help Me〉です。
The Hissing Of Sum-mer Lawns (夏草の誘い)
The Hissing Of Sum-mer Lawns (夏草の誘い) 1975
- In France They Kiss On Main Street
- The Jungle Line
- Edith And The Kingpin
- Don’t Interrupt The Sorrow
- Shades Of Scarlett Conquering
- The Hissing Of Summer Lawns
- The Boho Dance
- Harry’s House Centerpiece
- Sweet Bird
- Shadows And Light
さいごは『夏草の誘い』。このアルバムのオススメ曲は、表題曲の〈The Hissing Of Sum-mer Lawns〉と〈Harry’s House Centerpiece〉です。
このアルバムはジャケットデザインも好きで、摩天楼と大蛇を持った黒人のイラストも良い!
さいごに
今回の記事ではジョニ・ミッチェルの『Blue』以外のオススメアルバムを3枚、ご紹介しました。
ジョニ・ミッチェルの曲を聞いたことがない方は、今すぐに聞いてみて下さい。
彼女の透明感のある歌声に今から出会えるなんて羨ましいです。
逆に、すでに聞いたことがあるアルバムが入っていたという方もいるかもしれません。そんな方は久しぶりにジョニのアルバムを聞いてみて下さい。
僕も今回の記事を書くために久しぶり彼女の曲を聞きましたが、やっぱり彼女の曲透き通った曲を聞いていると癒されます。
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