日本縦断鉄道旅行、13日目。
この旅行では鹿児島にある日本最南端のJRの駅「西大山駅」から、北海道にある日本最北端のJRの駅「稚内駅」を目指しています。
現在は九州の各県をまわった後、本州に到達。中国地方の各県を観光中です。
中国地方のつぎは、四国、関西と進んでいき、ひとまず家がある石川県へ戻ります。
そんな予定で進んでいます
昨日は「岡山後楽園」と「岡山城」に行き、岡山駅から倉敷駅へと移動しました。
そして夜の倉敷の街を歩いて「快活CLUB 倉敷店」で宿泊。
くわしくは『【日本縦断鉄道旅行 : 12日目】岡山駅→岡山城→後楽園→倉敷駅』を、読んでみてください!
7時10分、起床
昨日から泊まっている「快活CLUB 倉敷店」も、朝限定で無料トーストのサービス付き。
トースト2枚と共に、コーンポタージュ、ココアを頂きます🙏
昼飯を食べるのが何時になるのかわからないので、朝食でできるだけ血糖値を上げておく作戦です。
朝食を食べつつ、今日の予定を確認します。
今日の予定は、下記のとおり
- まずは歩いて「倉敷美観地区」へ
- 大原美術館でアート鑑賞
- 倉敷駅から広島駅へ移動
- 原爆ドームへ
- 広島平和記念公園へ
- 広島風お好み焼きを食べる
まずは午前中に倉敷美観地区へ行き、街並みを見学。
倉敷美観地区内にある「大原美術館」でアート作品を鑑賞します。
その後は倉敷駅から広島駅へ電車で移動。
広島県に着いたら、「広島平和記念資料館」と「原爆ドーム」に行く予定です。
晩御飯には「広島風お好み焼き」を食べて、今晩も快活CLUBに宿泊します。
はたして、予定通りに進むのか?
ということで、まずは倉敷美観地区に行ってきます!!
8時25分、快活CLUB 倉敷店を出発
まずは20分ほど歩いて、「快活CLUB 倉敷店」から「倉敷美観地区」へ移動します。
今日の天気は晴れ。
この旅行中は天候にめぐまれる日が多くて、感謝です。
倉敷市芸文館を素通り
倉敷美観地区に行くまでの間にあった「倉敷市芸文館」の敷地を通過します。
時刻は8時37分。早朝ということもあり、人はまったくいません。貸切状態。
倉敷市文芸館から、5分ほど歩いたころ。
倉敷美観地区に到着
着きましたよ、倉敷美観地区に!
でも、すみません。
正直倉敷美観地区に対する知識、まったく持っていないんですよね 笑
じゃあなぜに来たのか?と言いますと。この旅行を進める上で参考にさせてもらっている『地球の歩き方 日本』に書いてあったからです。
そんな安直な理由でございます
とりあえず、さまよう
とりあえず観光案内所で、オススメのスポットを聞こうかと考えました。
しかし、時刻はまだ9時前。
観光案内所のオープンは、9時からです。
時間をつぶすために、倉敷美観地区をフラフラと歩き回ってみることにします。
阿智神社?
歩いている途中に出会った「阿智神社」。
時間があるので、お参りすることにします。
ただ見ればわかるのですが、ものすごい石段。
重いバックパックを背負っているので、体力を削られないかが心配です。じゃあ、やめとけよ、って話ですね。
階段を登った先にあるのは、神社ではありません。
向かって左手に見える、さらなる階段。マジかよ。
でもあと少しっぽい。もうすぐで頂上に、たどりつきます。
気分は映画『ピンポン』で、おばばと特訓中のペコ。
意地でも上り切ってやる。
階段を上り切った先にあったのは、さらなる階段。
お・お・お・・・
この階段を登った先には、さすがに階段はなく、無事にお参りできましたとさ。
階段で疲れていて、神社の写真を撮るのを忘れてしまいました・・・。
頂上からは、倉敷美観地区の街並みが一望できます。
この景色が見れただけ、登った意味があったのかはわかりません・・・。
しかし朝から感じられた、プチ達成感。
早朝階段特訓によって、HPがだいぶ削られました 笑
時計を見ると、8時56分。
今から観光案内所へ向かえば、ちょうどオープンするタイミングです。
観光案内所で地図をもらって、またまた倉敷美観地区を歩きまわります。
こうやって歩いていると、江戸時代にタイムスリップしたのかと錯覚します。
なまこ壁を知る
倉敷美観地区の象徴的な壁面は「なまこ壁」と言います。
これはカベの仕上げとして「正方形の瓦」を貼り付けているんです。
くら寿司の店舗にプリントされているあの模様は、このなまこ壁を意識しているんですね。
勉強になりました。
大原美術館でアートを鑑賞
歩きまわって疲れたので、大原美術館に入ることにします。
チケットは、本館、工芸・東洋館の3館に入館できて、料金が2000円です。
正直、美術館のチケットとしては、ちょい高い 笑
貧乏旅行ドケチ野郎のぼくには、すこしダメージです。
まあでも今入らなかったら、つぎに倉敷に来れるのは、いつになるかわかりません。
なので入ります!
大原美術館内の作品は、撮影禁止。なので中庭にあった、ハスの葉をどうぞ!
大原美術館の展示物の感想としては、マジで入ってよかったです。
美術の教科書に載っているような作品たちが、ゴロゴロ展示されていました。
ミニマルアートから工芸品まで、幅広い展示内容。
アートが好きな方なら、1日いても飽きない空間でしょう。
そして2000円という観覧料のモトを取ってやろうと思い、鑑賞しながら、作品をひとつひとつスマホで調べて行ったんですね。
そうすることで、作品の背景や作者の意図を知れて、いっそう楽しんで見ることができました。
今後も展示を見るときは、作品を調べながら鑑賞するというのを行なっていきます。
美術館を出たら、12時をまわっていました。ちょうどいいので、昼メシを食べることにします。
当たり前ですが、倉敷美観地区は観光地。
やっぱり観光地の飲食店って、すこし高めの値段設定なんですよね。
できるだけ旅費をおさえたいぼくは、必死に手ごろな価格帯の飲食店をさがします。
飲食店を探しまわるのに疲れて、なかばやけになったその時・・・
いい感じの飲食店を見つけたぞ!
見つけたのは「味酒 土手下南」さん。
外にあったPOPのドリンクの料金が、リーズナブルでした。
ということは「ごはんもお手ごろ価格だろう」と予想して、いざ突入!
たれそば(汁なし中華)を注文
やってきました「たれそば」。
気づけば昨日、一昨日と昼メシはラーメンが続いていました。
でも「たれそば」は食べたことがなかったので、注文。
お値段、680円。安い!
そしてうまい!
そのままの味で途中まで食べた後、酢をかけて味変させます。
ああ〜おいしかった。
腹ごしらえが終わったので、倉敷美観地区のまわりを歩きつつ、「倉敷アイビースクエア」に向かいます🚶
倉敷アイビースクエアに到着
ここだけ急に明治時代にタイムスリップしたようです。
こちらは「ホテル・文化施設」が同居する複合観光施設です。
宿泊客でなくても、中の見学は可能ということで散策していきます。
目の前に広がるツタ、ツタ、ツタ。
植物の生命力に、恐怖を感じるほどに生い茂っています。
倉敷美観地区と倉敷アイビースクエアもまわったので、倉敷駅まで向かい、広島県に移動します。
倉敷駅→広島駅へ
13時39分、倉敷駅に到着。
倉敷駅から広島駅へは、2回の乗り換えをして移動します。
- 14:07 山陽本線(三原行)倉敷駅発 →15:27 糸崎駅着
- 15:37 山陽本線(大野浦行)糸崎駅発 → 16:58 広島駅着
ほんとうは午前中に倉敷をまわって、14時くらいには広島まで移動しているつもりでした。
しかしいつものように、ズルズルと遅れてしまいました。
山陽本線(三原行)倉敷駅発に乗車
電車がやってきました!
電車に乗ること約1時間30分。
糸崎駅に到着
山陽本線(大野浦行)の電車で広島駅に移動します。
電車に乗ること1時間20分。
広島駅に到着
ぼくが行った時期、広島駅は改装中でした。
広島駅に来たと証明できる写真はコレ↑のみです。
駅前にはカープのユニフォームをきている人が、わっさわっさといます。
これだけで「広島に来たんだなぁ〜」と感じます。
まずは広島駅から原爆ドームまで、路面電車で移動します。
路面電車に乗ること15分ほど。
「原爆ドーム前」という駅で下車します。
原爆ドームへ
「教科書やテレビで何度も見てきた場所に立っているんだなぁ」と考えると、ふしぎな気持ちになりました。
ぼくは戦争で身内の人間を亡くしたことはありません。
原爆投下は、どうしても「歴史の中の出来事」のひとつに感じてしまいます。
でもこういうことを感じてしまうのは、ぼくの知識が少ないから戦争に対する解像度が低いのでしょう。
すこしずつでもいいので、戦争で何があったのか、なぜ起きたのか、といったことを学んでいかないとダメですね。
原爆ドームを見た後は、平和記念資料館に移動します。
原爆ドームや平和記念資料館に滞在中は、あまり写真をパシャパシャと撮る気になりませんでした。
「観光地に来た」という気分にならなかったんですよね。
これら2つの前で「ピースサインをした自分が写った写真を撮ることに意味があるのかな?」と感じてしまいます。
なので、ただ黙々と歩くのみでした。
夕暮れだったので、原爆ドーム近くの快活CLUBに移動します。
今夜もブースタイプ
今夜泊まるのは「快活CLUB 広島本通店」です。
ブースに重たいバックパックを置いて、広島風お好み焼きを求めて、広島の街に繰り出します。
広島風お好み焼きを食べに、広島の街を練り歩く
お好み焼き屋が見つからない!
スマホの電波が狂い、GPS機能がうまく作動しません。
ここは緊急手段。
ちかくにいる人にオススメの店を聞く作戦を発動します。
歩いていたサラリーマンに「すみません、観光できたんですけど、オススメのお好み焼き屋さんとかったありますか?」と聞きました。
すると「お好み村って、とこに行ったら間違いないよ!そこのドンキの角を曲がったらあるよ〜」とやさしく答えてくれました。
ありがとうございます。
ということで、お好み村を目指します。
お好み村に到着
ありました!
どうやらこのビルの中に入ればいいようです。
廣島お好み焼き 祿(ろく)
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4Fにあった「廣島お好み焼き 祿」さんに入ることにしました。
広島風お好み焼き
「お好み焼き」と「ビール」を注文します。
シャキシャキのネギ、もちもちのメン、ふわふわのたまご。
これらが口の中で一体となり、暴れまわります。
とにかくうまい!
けっこうなボリュームがあったのに、速攻で平らげてしまいました。
あと味だけではなく、店の雰囲気もすごくよかったんですよね。
食べている間、店主と定員さんが気さくに話しかけてくれました。
もう一杯ビールを飲みたかったのですが、ここは節約のためにガマン。
あと洗濯物がたまってきていたので、ネットカフェでの洗濯も、ぼくを待っていました。
お好み焼きを食べ終わったら、快活CLUBへ直帰。
洗濯をして、あだち充先生の『H2』を読んで過ごします。
そんな中でも、さっき行ったお好み焼き屋を思い出します。
また行きたいな・・・
まだ開店している時間だったので、今からまた行こうかとも思ったのですが、やめておきます。
こうやって旅行していて、ふと感じることがあります。
それはうまい飲食店があっても、また来れるかがわからない、ということです。
だからこそ、石川県で外食をするときは、いつも同じ店ではなく、いろいろな店に行くようにしないといけませんね。
生きているあいだに、できるだけいろんな店に行って、いろんなメシを食べた方が人生が有意義になるでしょう。
スマホを確認すると、25時。
夜も老けてきたので、そろそろ寝ることにします。
おやすみなさい・・・。
ちなみにぼくが行っている「日本縦断鉄道旅行」は『地球の歩きかた 日本』を参考に進めています。
こちらの本を読むと、日本の観光地の知識が増えます。
あと旅行にも、行きたくなる 笑
オススメの本です!
ということで、記事は終わります。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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