家に余っていた青い布で作るドラゴンのぬいぐるみ【Stuffed blue dragon】
家にあった青い布でドラゴンのぬいぐるみを作ってみました。
このドラゴンは、青色のコーデュロイやダンガリー素材をパッチワークして、作っています。
ぬいぐるみを作ったキッカケ
このぬいぐるみを作るにあたっては、2人の女性アーティストから影響を受けました。
それは次のお2人です。
- アン・ヴァレリー・デュポン
- ルイーズ・ブルジョワ
こちらの2人について、カンタンにご説明します。
アン・ヴァレリー・デュポン
アン・ヴァレリー・デュポンさん(アン)は、布で動物の剥製のような彫刻を作る「テキスタイル彫刻家」です。
フランスにて活動しています。
彼女の代表作は動物の剥製を模したぬいぐるみのような作品です。
よく古い映画で、お金持ちの家の壁にかかっているシカの頭のような、あれです。
画像引用元:https://openers.jp/
アンの作品のイメージといえば、上の写真のような雰囲気です。
彼女の作品では柄の布がよく登場します。
上の写真の作品で使われている布なんて、ほとんどが柄物ですよね。
いわゆる柄×柄の組み合わせ
でも生地と生地の組み合わせが、ものすごく調和しています。
本当は、すごくむずかしいのに。
このむずかしい柄×柄の組み合わせがうまく行っている理由は、色使いの配分がすばらしいからというのがあると感じます。
ベースには、ベージュやオフホワイトなどのやわらかい色味を使い、部分的にブルーやピンク、グリーンなどのアクセントカラーを使う。
だから全体の色合いのバランスがうまくまとまっている印象を観る人に与えるのでしょう。
ちなみにぼくがアンを知ったのは、UNDERCOVERというファッションブランドとコラボしていたからでした。
ルイーズ・ブルジョワ
画像引用元:https://www.elle.com/
ルイーズ・ブルジョワもフランスで活動していた彫刻家です。
さいきんはなぜか彼女たちの作品が気になっていたんです。
ということで、僕も布を使って造形物を作ってみようと考えました。
何を作ろうかと考えた時に出てきたのが「ドラゴン」だったんです。
ドラゴンにした理由は、つぎの3つです。
- 子供のころからドラゴンが好きだった
- 女性2人に影響を受けたので、差別化のために男性的なモチーフにしたかった
- YouTubeで見られるためにキャッチーなモチーフにしたかった
彼女たちの作品のアブストラクトでありながら、モチーフの本質を抜き取っている造形を目指し、ぬいぐるみを制作しました。
骨組み
ドラゴンのぬいぐるみを作りで大事になってくるのは骨格。
針金を使い、ぬいぐるみのベースとなる骨組みを作ります。
針金をねじって、形を作ります。
だんだんと生き物っぽくなってきました。
このような感じで、骨組みが完成しました。
胴体の部分が針金の分量が多くなっていますが、ミスです 笑
さいごに全体のバランスを見た時に、胴体だけ以上に長かったので、ムリやりねじって短くしました。
綿つけ
骨組みが完成したら、次は綿つけの作業です。
針金で作った骨組みに、綿を縫いつけていきます。
いわゆる肉つけですね。
ドラゴンの制作の中では、この工程が1番集中力を必要としました。
布つけ
綿を縫い付けたら、つぎは布を縫い付けていきます。
ここからが本番という感じですね。
使うのは、
学生の時に買った布
昔着てたユニクロのシャツ
セカンドストリートで買ったスカート
などなど。
青色が好きなので、青色のあまり布が多くありました。
それでは縫い付けていきます!
縫い付けるのは翼からです。
ここはダンガリー生地でまとめます。
翼が終わったら、胴体へ。
バンダナ生地も使っていきます。
どんどんと生地を縫い付けたら・・・
全体を生地で覆いました。
ディテール作り
その後に
布の継ぎ足し
爪作り
背中にトゲをつける
口の中
ツノ作り
目をつける
などの工程を経て、完成しました!
まとめ
ぬいぐるみを作るのは、はじめての経験で、手探りで進めていきました。
想像以上に楽しかったので、また機会があれば、作ってみたいです。
ということで、記事は終わりです。
さいごまで、ありがとうございました!
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