『情報は1冊のノートにまとめなさい』を読んでみたけど、実践してみたらいいことはあるのかな?
こういった疑問に答えます。
上の写真は僕が使い切ってきたノートたちです。
本記事の内容
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい』を実践するまで
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい』を実践して感じた【メリット】
- 『情報は1冊のノートにまとめなさい』を実践して感じた【デメリット】
僕はいつもかならず1冊のノートを持ち歩いています。
そのノートには、人生のすべてを書き込んでいます。
- 日常での気づき
- 読んだ本の内容
- 覚えておきたいこと
などなど。
なぜいつもノートを持ち歩いているかというと、『情報は一冊のノートにまとめなさい』のノート術を実践してみようと思ったから。
この本に書かれているのは、ものすごくシンプルなノート術です。
1冊のノートに、全ての情報を書き込んでいく
ただそれだけ。
すごくシンプルなノート術なんです。
あらゆる「書いたもの」「もらったもの」を一括して管理できる「ノート」を作って、整理しないまま書き殴り、情報をどんどん突っ込んでいく。
(中略)
どこにでも売っている100円のノートを使って情報を管理していくので、ここでは「100円ノート式」と呼んでおきます。『情報は1冊のノートにまとめなさい』 7Pより引用 奥野宣之著 Nanaブックス 2008年
この本には、他にもたくさんの重要なことが書いてあります。
でも結論は、とにかく1冊のノートに全ての情報を書き込んでいく。これに尽きます。
その名も「100円ノート式」。
『情報は1冊のノートにまとめなさい』を実践するまで
なぜ僕が「100円ノート式」を実践したかというと、最初は読書ノートを作ろうと思ったから。
僕は本を読むのが好きなのですが、読んだ本の内容をけっこう忘れていたんですよね・・・。
それなら読書ノートを作って、「本の内容をノートにまとめれば忘れないんじゃないか?」と、なったんです。
ということで読書ノートを作り、読んだ本の内容をメモしていたのですが・・・。
なんだかしっくりこない・・・
ちなみにその頃は読書ノート以外にも、つぎの2つのノートを作っていました。
- 仕事用のノート
- アイディアノート
それで最初はそれぞれのノートを別々にしていたんですね。
3冊のノートがある状態。
でもそれだと不便な時がありました。
家で「仕事について書きたいのに、会社にノートがあるから書けない・・・」とか。
そんな時に『情報は1冊のノートにまとめなさい』という本の存在を知りまして。
さっそく買って読んでみました
そのあと本に書いてあった「100円ノート式」をすぐに実践!
実践してみたら自分の性格に合っていて、僕は「100円ノート式」をかれこれ2年以上続けています。
今回は「100円ノート式」を2年以上実践してきた僕が、『情報は1冊のノートにまとめなさい』の内容のメリットとデメリットをお伝えします。
「100円ノート式」のメリット
「100円ノート式」を2年以上も実践した僕が考える “メリット” は3つあります。
- 大切なことへの集中力が上がった
- やるべきことへの行動力が上がった
- アウトプットの量が増えた
1.大切なことへの集中力が上がった
まずは1つ目のメリットは「大切なことへの集中力が上がった」です。
つねに1冊のノートを持ち歩いて、そこになんでもメモします。
すると「困ったときにはこのノートを開けば大丈夫」という安心感が生まれるんです。
なにか思い出したいことがあれば、何でもノートにメモしてあるので。
イメージ的には、自分の脳みその外付けハードディスクがいつも手元にある感じ。
ノートを脳みそのハードディスク化することで、「何かを記憶すること」にエネルギーを使わなくなったんです。
すると結果的に、自分にとって大切な目の前のことに100%の注意を向けられるんですね。
こんな状態になれば、もう勝ちです。
集中力がどんどんと上がっていきます
2.やるべきことへの行動力が上がった
2つ目のメリットは「やるべきことへの行動力が上がった」です。
「100円ノート式」を始めてから、
- 決意した目標
- 将来やりたいこと
をノートに書くようになったんですね。
プライベートのことだったら、「本を読んでその内容をブログに書く!」とか。
仕事のことだったら、「○月○日までに、企画のアイディアを5つ考える!」とか。
ノートを取る前は、自分が決意したこと自体を忘れていました。
でもノートにメモしておくと、たまにノートを見返した時に、イヤでも目に入るんです 笑
その書いた内容が目に付くと、「ああ!これをやるのを忘れていたな!」と思い出すのと同時に、目標を決意したときの気持ち自体も思い出せます。
その結果、目標に向かって頑張るようになるんです。
この“書く”ことによって目標に対しての頑張る力が増えるというのは、他のノート術の本にも書いてあります。
前田裕二さん著の「メモの魔力」にはこう書いてあります
紙に書いたものを、何度も見返すことで、その想いは本物へと成長し、そうして強くなった願いは、心の中にへばり付いて離れなくなります。
『メモの魔力』P10より引用 前田裕二著 幻冬舎 2018年12月
そうなんです!
手書きで書いてある文字から感じる“決意の強さ”はハンパないんです。
僕自身、こうやってブログを始められたのはノートに、
ブログを始める!!
と書き続けた効果だと思います。
3.アウトプットの量が増えた
さいごのメリットは「アウトプットの量が増えた」です。
アウトプットの量は「100円ノート式」を始める前と比べたら、かなり増えましたね。
ノートに何かを書くってどちらかというと、アウトプットよりもインプットをしているようなイメージがありませんか?
でも実際はインプットよりも、逆にアウトプットが増えます。
なぜかというと「100円ノート式」を始める前は、
- 情報のインプット場所。
- アイディアのアウトプット場所。
この2つを保存する場所がなかったんです。
だけどノートを常に持ち歩くようになってからは、
それまでは捨てていた「新聞の切り抜き」や・・・
行ったお店の「ショップカード」などのインプット情報の保存場所。
喫茶店でぼーっとしている時に「思いついたアイディア」などのアウトプットの保存場所。
この2つができました。
結果的に以前よりも多くのインプットができるようになり、アウトプット ( アイディア ) の量も多くなりました。
今では常にノートを持ち歩いているので、ノートを開くとアイディアを出そうとスイッチが入る感じです。
これが「100円ノート式」によって、アウトプットが増える理由です。
つぎのページでは、「100円ノート式」のデメリットについてご紹介します
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