部屋中に散らばる、物、物、物。
そんな物たちを見て、「いつかこの物たちがなくなればなぁ・・・」と思ったことはありませんか?
昔の僕は毎日のように、部屋にある物を見ては思っていました。
しかし僕はある日を境に部屋中の物を処分したんです。
まだまだ断捨離を完ぺきに達成したわけではありません。
でもある程度は断捨離も落ち着いてきて、部屋の中の要らない物も少なくなりました。
今回の記事では、昔の僕のように部屋にあるいらない物を見ては、気分が落ち込んでいる方に読んで欲しいです。
断捨離をしても、運気は上がりません
最初に書いておきたいのは、「断捨離したって、運気は上がらない」ということ。
これはある程度断捨離をしてみて、自分の持ち物を減らした僕の実感です。
自分がときめくものだけを残して、要らない物をバッサバッサ捨てていったとします、
それでも急に仕事ができるようになって、出世するわけでもないし。
応募した懸賞ハガキが全て当たるわけでもありません。
ましてやその日から急にモテるようになって、婚活が上手くいくわけでもないです。
「じゃあ断捨離なんてしなくていいじゃん」と、思うかもしれません。
しかし断捨離をしても運気は上がりませんが、これは確実に増えたなと自信をもって言えるものが、僕には一つだけあります。
この記事のタイトルにもなっているので、みなさんお気づきだと思うのですが・・・。
僕が断捨離をして増えたなと思っているのは “時間” です。
断捨離をする前
2年前の僕は、かなり物が捨てられない人間でした。
しかしある日を境に急に断捨離にハマりまして、部屋の物を減らし始めます。
上の写真が現在の僕の部屋。
今では断捨離もある程度落ち着いて、スッキリと片付いた部屋でこうやってブログを書いています。
じゃあ断捨離にハマる前の僕はどんな状態だったかと言うと・・・。
僕は高校を卒業した後に東京に上京して、都内で一人暮らしをしながら服飾専門学校に通っていました。
その専門学校を卒業と共に、地元の石川県に戻ってきます。
そして地元で就職して、また実家で暮らし始めました。
東京での一人暮らしから、実家に戻っての生活。
地元に戻ったばかりの僕の部屋には、もともとあった高校までの荷物がありました。
そこに一人暮らしの時の荷物が追加されたんです。
つまり合計2部屋分の荷物が、1部屋に詰め込まれている状態。
机は高校まで使っていた勉強机と、一人暮らしの時に使っていた机が2つ。
床には本棚からあふれて、直置きされている小説と写真集。あと小学生の時に買ったマンガ。
CDも棚には収まりきらなくて床に置かれていました。
そんな溢れかえる物の中でも僕が一番困っていたのは、服。
もともと服好きということもあり、部屋にはかなりの量の服がありました。
そしてかなりの貧乏性なので、今では着なくなった中学生や高校生の時に買った服もありました。
そして社会人になって金銭的にも余裕ができて、さらに服を買ってしまう日々。
さらに働き出した会社はスーツ着用の会社なので、スーツにカッターシャツ、ネクタイが加わって僕のクローゼットはパンク寸前でした。
というか収まりきらずに隣の物置き部屋にも、服が散乱していました。
そんな状況でしたが「生活が落ち着いたら、そのうち片付けよう」と思いずるずると2年が経っていました。
だけど会社が始まって働き出して、どんどんと忙しくなっていき、家に帰っても疲れていて寝るだけの日々が始まります。
週末に片付けようと思うのですが、いざ捨てようとすると、もったいなくて捨てられないんです。
そして来週末に片付けよう。
また来週末、と。
ずるずる先延ばしになっていくうちに、2年の月日が経っていました。
その時期は自分の部屋にいてもリラックスするどころか、部屋に溢れる物を見てうんざりしていました。
「この服、早く穴空いてくれないかな・・・、そしたら捨てられるのに」とか、マイナスなことを考えてしまうだけの状態。
断捨離のキッカケ
そんな部屋で2年間程過ごしていたそんなある日にふと思ったんですよね・・・。
ああああああ!!!!
物がありすぎだ。
こんなに服があっても着たいものが何かわからんくなる!
こんなに靴があっても下駄箱に入りきらん!
こんなに本があったら自分が読みたい本がなにかわからん!
っと。
今思えば完全に情緒不安定ですね 笑
そこからは「この環境を変えたい」と思いはじめました。
手始めに2つあった勉強机の「高校生まで使っていた机」を捨てることに。
頭の奥でもう一人の自分が「もったいないよ。いつか使うかもしれないよ。もったいないよ」と、言ってきました。
それでも謎の情熱に駆り立てられていた当時の僕は止まりません。
机の捨て方がわからなかったので、ノコギリでバラバラに切って解体して捨てました。
机を捨ててからはスイッチが入ったのか、どんどんと物を減らしたい欲求が出てきます。
机の次は小学生の時から持っていたマンガと本を捨てることを決意。
遊戯王にデュエルマスターズ、アイズにヒカルの碁。
ここでももう一人の自分が「もったいないよ、何年後かにまた読みたくなるかもしれないよ」と言ってきます。
しかし「持っていても読まないし、読みたくなったいつでも手に入る」と自分に言い聞かせ、すべてブックオフに売りに行きました。
小説などの本もよっぽど面白かったもの以外は、マンガと一緒にブックオフへと。
画集や写真集も気にいっているページだけコピーして、古本屋に持って行きました。
マンガと本の次に捨て始めたのは服。
そのタイミングでメルカリをダウンロードして、要らない服はどんどん出品しました。
断捨離のモチベーションを保つために、
売上金が4万円を超えたら、アップルウォッチを買う!
という目標を立てました。
その目標も達成して、念願のアップルウォッチも買えたんです!
メルカリで売れなかった服は、セカンドストリートに売りに行きました。
断捨離をした後
断捨離のメリット
断捨離によって僕に起こった変化を挙げてみます。
- 部屋に置いてあるいらない物を見て、ネガティブなことを考えなくなる
- 行動力が上がる
- スペースが増えて部屋の中で動きやすくなる
- 部屋の掃除がしやすくなる
- 物のいるいらないの決断を通じて判断力が上がる。
断捨離をしたことで、上記のメリットがありました。
ネガティブなことを考えなくなったり、部屋の中で動きやすくなったり、判断力が上がったので、時間が増えたなという感覚が大きいです。
あと断捨離を行ったことで、「うじうじ悩んでいる時間がもったいない」ということに気が付きました。
断捨離して後悔したもの
さてそんな風に物を大量に捨てた僕ですが、捨てた物の中で後悔した物はあったのか?
結論を言いますと、捨てた物の中で、ほとんどの物に後悔はありません。
というか何を捨てたのか覚えていない物もあります。
悲しいけど、そんなものでした。
あえて捨てた物の中で後悔した物を挙げるならば、CDですかね。
僕の住んでいる石川県では手に入らないCDも勢いで捨ててしまったので、それは捨てなければ良かったなと思いました。
まあSpotifyで聞けるから大丈夫なのですが
断捨離のすすめ
僕は部屋に捨てようか迷っている物があって、それを見るたびにネガティブなことを考えてしまう人には断捨離をおすすめします。
あと断捨離をする前の部屋の様子を撮影しておいて、減らしていった物をブログやYouTubeにアップするのもオススメです。
また一旦すべての荷物を収納から出して、自分の持ち物の総量を確認してから、断捨離を始めるのもオススメです。
その時は写真を撮るのをお忘れなく。
後から部屋のビフォーアフターが見れるとテンションが上がりますので。
断捨離がしたいけど、なかなか一歩踏み出せずにいる方は、ぜひ一歩踏み出してみて下さい。
今よりも運気は上がらないかもしれませんが、時間は確実に増えます。
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